診療方針
当院では患者さまに負担の少ない、できるだけ痛くない、抜かない治療を行います。
診療時間
予防歯科
生涯を通じて健康な歯でいるために、
「予防歯科」をはじめましょう。
虫歯や歯周病の原因のひとつにプラーク(歯垢)があります。 プラークは粘着性のある口腔内の細菌のかたまりで、毎日きちんとブラッシングしていても完璧に落とすことはできません。 そこで自分自身でのブラッシングに加えて、歯科医や歯科衛生士が専用の機材を使い、定期的に口腔内の清掃を行うことが「予防歯科」では重要になります。 この清掃を PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning ) と呼んでいます。
PMTCの手順
① 口腔内チェックと歯垢・歯石を除去
染め出し液を使って磨き残しや煙草・コーヒー・お茶などによる沈着物、歯石がついているかどうかを確認し、取り除きます。
② クリーニング
専用の機材を使って、歯の表面、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目を1本ずつ丁寧に磨き上げていきます。
③ フッ素塗布
綺麗に仕上がった歯にフッ素を塗布します。
※フッ素塗布の後30分は飲食ができません。普段の歯磨き剤もフッ素入りのものが有効です。(当院でも販売しています。)
PMTCの効果
① 歯が白くなる
表面についたタバコのヤニ、茶シブなどの汚れが取れます。
② 歯肉が健康になる
歯のつけ根にひそんでいる細菌が減り、歯肉が引き締まります。
③ 虫歯が防げる
虫歯菌の棲家となるプラークを徹底的に除去します。
休診日
一般歯科
一般歯科とは、虫歯と歯周病(歯槽膿漏)の治療、および
歯牙欠損部の補綴(冠・入れ歯・ブリッジ)など保険治療を主とする歯科診療のことをいいます。
虫歯治療
虫歯によって歯に実質の欠損が生じた場合、虫歯に感染した部分を削り取り、その部分に人工物を詰める治療が必要となります。

硬質レジン前装冠

金銀パラジウム合金という銀色の金属を用いますが、外観部分には歯と同じ色の硬質プラスチックを貼りつけた被せ物です。

硬質レジン前装冠

金銀パラジウム合金のみを用います。
審美性においてはやや劣ります。

ブリッジ

失った歯が少なく、その両側にまだ歯が残っている場合に用います。 欠損している部分の両側の被せ物を支えにして橋渡しをし、失われた機能、形態、外観を回復する方法です。
根管治療
虫歯が歯の神経の管まで進行してしまった場合は、その管の内側の壁に浸み込んだ感染部分を削り取らなければなりません。 これは非常に細い管ですので、基本的に手作業で根気よく進めていきます。
シーラント
奥歯の噛む面には溝があり、虫歯ができやすいところです。 この溝にシーラントと呼ばれる硬質プラスチックを流し込んで溝を埋めることで虫歯を予防します。 歯を削ることは無いので痛みはありません。
交通アクセス
小児歯科
お子様のお口のことで、心配なことがありましたら、
些細なことでもご遠慮なくおたずねください。
1才〜3才
治療の難しい時期です。虫歯にならないようにしてあげることが大切です。フッ素塗布と、保護者への食事・ブラッシング指導を行います。
3才〜5才
保育園や幼稚園に通うようになり生活のリズムが安定してきますが、甘いものに対して無防備になりやすい時期です。
フッ素塗布、食事指導に加え、子ども自身が自分で正しく磨けるようにブラッシング指導を行います。
5才〜8才
歯の王様「6歳臼歯」が生えてくる大切な時期です。
生え始めてから噛み合わせが完成するまでの約2年間が最も虫歯になりやすいため、しっかりとした予防が必要な時期です。
8才〜12才
乳歯から永久歯への交換がスムーズにいくように乳歯の管理をしっかりとすることが重要です。
予防の大切さをご理解いただき、自発的に予防に取り組んでいただけるようになることを目標としています。
診療時間
義歯(入れ歯)
歯が抜けたまま放置していると、残っている歯が徐々に移動し、
噛み合わせが損なわれ、咀嚼力(食物を噛み砕く能力)が低下します。

義歯は失った歯の代わりとなる大切なものです。歯が1本もない人のための総義歯と部分的に歯がない人のための部分床義歯とがあります。 どちらも歯を抜いた部分の歯茎の粘膜で噛む力を支える構造になっています。このため、口の中の形態を正確に型取りすること、また粘膜の状態に合わせて義歯を微調整し、精密に適合させることが重要となります。

義歯・入れ歯について詳しくはこちら
診療時間
高齢者の口腔ケア
歯は生涯を通じてのパートナー
高齢者がいつまでも「いきいき」と暮らしていくためには、心身のおとろえを予防することが大切です。お口のケアを実践してお口の健康が維持できると、自分の歯でしっかり噛み、充実した食生活を送ることができます。よく噛むことで脳の血流が増え、脳神経細胞の働きが活発になりますので、認知症予防にもつながるなど、想像以上によい影響を及ぼします。高齢者が一生おいしく、楽しく、安全な食生活を送るために、口腔ケアは介護予防の第一歩なのです。
診療時間
連携医療機関のご紹介
当院では近隣の医療機関と連携・協力し治療にあたっております。
医療機関名 神戸市立医療センター 中央市民病院
住所 〒650-0046 神戸市中央区港島南町2-1-1
TEL 078-302-4321
医療機関名 神戸大学医学部附属病院
住所 〒650-0017 神戸市中央区楠町7-5-2
TEL 078-382-5111